生活の中での予防策

Q974fE8x荒れてしまった手は非常に敏感で、外部からのちょっとした刺激で悪化します。私もよく「これくらいならいいか」と、素手で家事をして後でえらい目に遭うこともしばしば。毎日の家事や水仕事だけでなく、何気なく行なっているちょっとした動作に、もしかしたら手荒れを治りにくくさせている原因があるかも。些細なことばかりですが、チリも積もればなんとやら。念には念を入れてチェックしてみて下さい。

家事

料理
果物や野菜など食品の成分の刺激で荒れます。調理するときはビニール手袋をしています。私の場合、特に玉ねぎやニンニクをさわると、しみるし手荒れもひどくなります。

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汚れたダスター
ダスターには雑菌がたくさんいます。主婦湿疹(手湿疹)で傷めつけられた手指は傷だらけ。そんな手でダスターを直接触るのは・・・。

埃、ハウスダスト
ホコリでも手荒れがひどくなります。掃除をするときは綿手袋やビニール手袋を使うようにしています。でも、ついつい素手でしてしまうことがあって手荒れがひどくなります。

洗濯干し、洗濯用洗剤、柔軟剤の刺激
脱水が終わって洗濯機から衣類を取り出すとき、干すときも注意。衣類には洗剤や柔軟剤などがついています。手の調子がひどい時はかなり面倒くさいですけど、ビニール手袋をして干しています。

洗濯物のとりこみ、たたみ
布類も手の脂分を吸い取ってしまいます。綿手袋を使用して洗濯物をとりこみ、たたんでいます。布団の上げ下ろしや、干すときも注意しましょう。

 生活

入浴、洗顔、洗髪、手洗い
水やお湯にさわりたくないですが、毎日のこれらはどうやっても避けることができませんよね。ただ、シャンプー液や洗顔料を自然な物にかえてみたり、回数を減らすなどの工夫もできます。

入浴
あまりにひどい手荒れのときは、軍手をはめて、その上にビニール手袋をして、口を輪ゴムで留めて入浴します。

手洗い
手洗いはぬるま湯がおすすめです。寒いからといって、お湯で手を洗うと皮脂が流されてしまいます。それが手荒れを悪化させる要因に。

タオル
手を濡らした後は、しっかりタオルドライ。ゴシゴシと拭くのではなくやさしく拭きます。水残しは乾燥のもと!そしてタオルドライの後は必ずハンドクリームを塗りましょう。

濡らしたままにしている手
水を使った後は必ずきれいに拭きましょう。拭き残しがないように。濡れたままでいるのはよくないです。拭くときはやさしく。

絆創膏
バックリ割れなど、痛みがひどい時は絆創膏を貼りますが、実はこの行為がかぶれを引き起こしたり、手荒れの治りを阻害させる原因になっている人もいるみたい。ずっとつけっぱなしの絆創膏も気になります。こまめな交換を心がけましょう。

私が愛用している絆創膏です。頻繁に交換するので質より量を重視しています(笑)
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紙やお札、布
紙類も手に刺激を与えます。セレブなあなたなら大量のお札を数えることもあるでしょう。長時間の作業になりそうなら綿の手袋をつけましょう。

趣味、その他

土いじり、花、植物の手入れ
楽しいはずのガーデニングにも落とし穴。花や植物、土にも要注意。ガーデニング用の手袋や軍手などを使用しましょう。

ペットのシャンプー
家族の一員でもあるかわいいペット。主婦湿疹(手湿疹)がひどい時などは、家族の誰かに代わってもらったりペットショップを利用するのも1つの手!

パソコンキーボード、ゲーム機コントローラー
長時間のパソコンやゲームにをする時も、綿の手袋をつけています。

毎日のお料理や、お掃除、お洗濯。当たり前にしている毎日の洗顔や洗髪での刺激も意外と見落としがちです。書類の整理、宅配のダンボールの梱包、片付け物など、ついつい素手でしてしまうこともあるでしょう。趣味として楽しんでいる園芸や手芸などが要因だという場合も。このように手荒れは様々な刺激に敏感になります。出来る限り手指への刺激を避け、皮膚を休めてハンドケアしたいものですね。

※その他の細かいコト
・コップの水滴を素手でさわらないようにマグカップを使っています
・指輪もしていません