<5>大きな病院

<5>大きな病院 30代後半の私

全く勉強しない息子でしたが、どうにか高校を合格し穏やかな生活に戻りました。でも主婦湿疹の方は相変わらずの荒れっぷり。毎日毎日血だらけの手。

そんなとき、虫歯が悪化し骨髄炎と診断され、通っていた歯医者から大きな総合病院の口腔外科へ通うはめになってしまいました。

皮膚科の方は、前に子供と一緒に通っていた皮膚科に通っていました。ある日の診察で、「全く良くならないな。病院紹介するから行って来なさい」と言って紹介状を渡されました。

紹介された病院は、口腔外科で通っている病院の皮膚科でした。担当の医師は女医さん。私よりもかなり若い。そして美人。医者が自分より若いなんて「私も歳をとったな~」なんてセンチメンタルな思いにふけったことをすごく覚えてる(笑)

金属アレルギー

大きな病院の皮膚科では、アレルギー検査(パッチテスト)で金属アレルギーだということがわかりました。もともとアクセサリーには興味ないし、指がボロボロなので指輪なんてとんでもない。

私の金属アレルギーの問題は歯。口の中は銀歯でいっぱい(;^_^A皮膚科の先生は「銀歯取るって方法もあるけど、それが原因かはわからない」と言う。全部セラミックに入れ替えるかどうか口腔外科の先生と相談。

「変えたからといって手荒れが治る保証はない、治してる途中で銀歯の細かな金属が体内に入り悪化する場合もある」と口腔外科の先生。

全部変えるとなるとお金もかかる、歯の治療は昔から大嫌い、それじゃなくても今の骨髄炎の治療だけでも大変・・・。でも、銀歯を取ることで、もしも手が治るのなら、この苦しみから逃れられるのなら替えたっていい!そんなすがるような思いもありましたが

ふと、ある考えが浮かぶ。

そもそも、私の主婦湿疹の人生で2度、手荒れがピタッと治った時期がある。それは、家事を全くしなかった期間。その時も私の口の中には、銀歯があった。いっぱい銀歯があった。

・・・ということは金属が手荒れの原因ではない=歯はこのままでいい!まぁ、ざっとこんな理由からセラミックに変えるのはやめました。

掌蹠膿疱症?(しょうせきのうほうしょう)

次の口腔外科の診察の日、先生が「あれから色々調べてんけど、もしかして掌蹠膿疱症じゃない?」と言いました。

私は自分の手のことを掌蹠膿疱症だと考えたことがなくて、先生にそう言われた時、キョトンとしたことを覚えてます。その日、口腔外科の診察が終わると皮膚科の診察があったので皮膚科の先生に「掌蹠膿疱症じゃないか」と尋ねると「わからない。でも掌蹠膿疱症だったら治療法はあるよ。やってみる?」

それは扁桃腺摘出手術

皮膚科の診察のあと、私は同じ病院内の耳鼻咽喉科に回されました。耳鼻咽喉科では「いつ手術できる?」と先生。ひく程の軽いノリにびっくり。

でも、何とかして手荒れを治したい!何か少しでも望みがあるのなら賭けてみたい!もうこんな辛い思いは嫌だ!という気持ちは強かったものの・・・

いくらなんでも手術なんだし、返事を即答できるわけない。夫にも相談しなくちゃいけない。「ちょっと、それはまだ・・・」と耳鼻咽喉科の先生に言うと「とりあえず血液検査だけしとこうか。エイズやB型肝炎とかの検査しないと手術できないから」と言われて、血液検査をしてその日は帰宅。

家に帰り夫と相談しました。

夫は私の主婦湿疹に、なみなみならぬ心配をしてくれる人で、ハンドクリームや何やら「ネットでいいって書いてたけど使ってみる?」とか立ち寄った薬局で手荒れの薬を買ってきてくれたり。

銀歯をセラミックに替えるうんぬんの時も、「お金かかってもいいやん、やってもらい」とか、「東北にいい病院があるから行ってみようか」とか・・・

めちゃくちゃ優しい夫なのです。大好きな夫です。自慢の夫です(照)扁桃腺摘出手術も「好きにしたらいいよ」って感じでした。

でも、よ~く考えてみると、「そもそも私って本当に掌蹠膿疱症なのか?」という疑問がでてきた。掌蹠膿疱症なら足にも症状が出るはず。足はなんともない。

知り合いでビオチンを飲んで掌蹠膿疱症が治った人がいるけど、私はいくらビオチンを飲んでも、さっぱり治らない。何も変わらない。皮膚科の先生は「掌蹠膿疱症かどうかわからない」と言っている。わからないのに扁桃腺摘出?疑問は膨らむばかり。

そして、これまで2度あった手荒れがピタッと治った時期のことをまた思い出し「扁桃腺を摘出しなくても手荒れ治ったやん!」という結論に辿り着く。・・・という理由から扁桃腺摘出手術はやめました。

更年期障害?

長期に渡った口腔外科での骨髄炎の治療が終了しました。皮膚科では、新しい治療も新しい薬も出ず、何の変化もなく、いつものステロイドとビオチンを処方してもらうだけの通院になりました。

ステロイドなら近所の皮膚科で処方してもらえるし、ビオチンは効果ないし、わざわざ遠いこの病院に通うことないな、という思いから通院をやめました。

しつこく勤めていたクリーニング屋も、辞めていました。まだまだ荒れた手でしたが、辞めてからだいぶん良くなったと思います。

この頃の私は、主婦湿疹を絶対に治してやる!という気持ちは消えていて「どの病院に行ったってどうせ治らない」みたいな投げやりな気持ちだったと思います。そんな気持ちになっていたのは、度重なる体調不良とストレスと悩み事で主婦湿疹は二の次って感じでした。

まさかの「更年期障害」という言葉が内科の先生の口から飛び出す始末。まだ40そこそこなのに更年期障害?どっと落ち込む私。突発性難聴、耳鳴り、長引く胃痛、不眠、ひどい肩こり、生理不順、胸の痛み・・・次々に体調がおかしくなり内科や整形外科、耳鼻科など病院に通う日々でした。

ある胸の検査で別の病院に行くように言われ、主婦湿疹はどうでも良かったけど、せっかく大きな病院に行くのだからと、ついでに皮膚科で診てもらうことに。

夫も付き添ってくれて行ったその病院は、遠いし、待ちに待たされ、皮膚科の先生は印象が悪く・・・もう二度と行かないって感じ(;^_^A

今から思うと、その皮膚科の先生がなぜ印象悪かったか全く覚えていません。もしかしたら、そんな嫌なことされてないのかもしれない。たぶん私がただ単にイライラしていただけかも?と推測する(笑)

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