ハンドクリームの成分

尿素

ハンドクリームなどに配合されている「尿素」。尿素は保湿成分が高いとして、よく使われます。尿素は水になじみやすく、体外へ逃げていくはずの水分が肌の中にとどまり、乾燥を防いでくれます。尿素配合のクリームは、水分の蒸発を防いでくれるだけでなく、固くなった皮膚を柔らかくしてくれる働きがあります。ですので、角質が硬くなっている足のかかとなどに適しています。しかし、ひび割れやあかぎれした部分など、傷口がある部分に塗るとしみてしまいます。尿素が角質層に染み込んで痛むのです。ひどい手荒れでバックリ割れなどができているときは注意が必要です。ハンドクリームは、たくさん種類があるので、手荒れのひどい場合はあえて尿素配合のものを使わなくてもいいと思います。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、たいへん優れた保水能力を持っている高級成分です。1gで6リットルの水を保持することができるといわれていて、とっても優れた成分なのです。 肌に含まれるヒアルロン酸の量が多いほど、ふっくらしてハリが出ます。赤ちゃんの肌がみずみずしく張りがあるのは、ヒアルロン酸を多く含んでいるからなのです。ヒアルロン酸の多い皮膚は、水分が十分保たれ皮膚の表面も潤っています。反対にヒアルロン酸の少ない皮膚は、水分が少ないので、肌の張りがなく皮膚の表面も乾燥してしまいます。このヒアルロン酸は、手荒れにも有効!手肌のすべすべを蘇らせる成分です。この女性に嬉しい成分であるヒアルロン酸は、人間の体内に存在する潤い成分なのですが、加齢により減少していきます。また、手荒れの場合、水仕事や手への刺激によって流れ出てしまうのです。ハンドクリームを選ぶとき、肌の乾燥を防ぐ役割のあるヒアルロン酸の含有量が多いハンドクリームを使うと効果的です。

ヒアルロン酸を含む食品
ニワトリのとさか、魚の目、豚足、フカヒレ、すっぽん、うなぎ

セラミド

セラミドとは、皮膚(角質層)の細胞と細胞の間にある脂質成分です。肌から水分が蒸発するのを防止したり、保湿、外部の刺激や細菌の防止など、肌を守るとても重要なものです。つまりセラミドは、肌荒れを引き起こす乾燥や外部からの刺激などから守ってくれるバリア機能となっているのです。セラミドは、もともと体内にある成分ですが、残念なことに加齢とともに減少していきます。また乾燥や生活習慣の乱れ、ストレスなどから皮脂や角質が傷ついてしまい、失われてしまいます。そうなってしまうと、バリア機能が弱まって充分に働かず、肌の水分が蒸発し、荒れや乾燥肌になりやすくなるのです。そのため、内から外から補ってあげる必要があります。アトピー性皮膚炎は、このバリアが壊れている状態だと言われています。また、セラミドの効果は、メラニンの合成を抑えてシミやシワを防ぐともいわれています。

グリセリン

無色透明の粘り気をもつ液体で、匂いがなく甘みがあります。人間の体では脂質として蓄えられています。グリセリンには、ヤシの実やパーム油などの油脂を原料とした天然グリセリンと、石油を原料とする合成グリセリンとがあります。強い吸湿力の特性をもつので、保湿成分として化粧品や軟膏などに多く配合されています。その高い吸湿性から角質層に潤いとしっとり感を与え、肌荒れを抑制する効果を持ちます。もともと体内に存在している自然物質なので、アレルギー反応などが出にくいと言う特徴があります。

シアバター

シアの実から採れる油脂シアバターは、アカテツ科の常緑樹シアーバターノキの種子胚から得られる植物性の油脂成分で、天然の保湿クリームです。原産地は主にアフリカのナイジェリア、ガーナなど。強い日差しや乾燥からアフリカ女性たちの肌を守ってきたのでしょうね。シアバターは石鹸やクリーム、食用や薬として用いられています。常温では固形、肌に塗ると体温で溶け浸透します。そのため植物性油脂であっても「オイル」ではなく「バター」と呼ばれるそうです。シアバターの効能は、保湿効果が高いので乾燥を防いでくれます。そして美肌には欠かせないビタミンA、B、Eを豊富に含んでいます。

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